カタログから希望のボリュームやスタイル、カラー選びをお手伝いします。
デパート等でも取り扱いのある有名メーカーの品がリーズナブルにご購入頂けます。
長さやボリュームの微調整をさせていただけるのも、美容室ならではです。
こんなことでお悩みではありませんか?
・髪の分け目やつむじの白髪をカバーしたい。
・髪のボリュームがなくて、思い通りのスタイルにならない
・部分ウィッグを持っているけど、上手く着けられなくて使ってない。
医療用ウィッグについて
抗がん剤治療を受けている患者さまは、副作用で髪が抜けてしまいます。
医療用ウィッグは、QOL(生活の質)の維持向上を目的としたウィッグで、治療中、一時的に着用するものです。ファッションウィッグとは違って、肌に直接触れる部分も多いことから、より安全に、安心して使えるものでなければなりません。
そこで、医療用ウィッグを選ぶ際に、重要なポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。
抗がん剤治療中は、毛量が大きく変化します。毛量が変化すると、頭全体のサイズも変わって、ウィッグが合わなくなってしまうことがあります。インナーキャップや調整ベルトで、サイズ調整のできる医療用ウィッグなら、毛量が変化しても使い続けることができます。
抗がん剤治療中は、肌がとてもデリケートな状態なので、なるべく刺激の少ないものを選ぶと安心です。医療用ウィッグは、インナーキャップに留め具で固定するので、留め具やネットが直接頭皮にあたりません。インナーキャップは綿100%や吸汗速乾に優れた素材を使っているので頭皮への刺激が少ないです。毛髪の結び目が直接地肌に触れないよう配慮されています。
伸縮性のある素材のインナーキャップには、シリコンラバーが付いており、ウィッグと一体化して、しっかりと固定できます。ウィッグが頭に密着して外れないよう工夫されていますので、髪がない時でも、安心して使える設計です。
サイズを調整できるので、締め付けがなく、快適な着け心地です。
ウィッグを着用していると、汗をかきやすくなります。特に夏場は蒸れやすく、臭いや痒みが気になったり、雑菌が繁殖して、頭皮環境が悪化する恐れもあります。抗菌加工されていることも大事ですが、お手入れがしやすく、常に清潔な状態を保てるという点も、重視すべきポイントです。
経済産業省認定のJIS規格を取得したメーカーかがどうかも、医療用ウィッグを選ぶ際の判断基準になるでしょう。JIS規格取得のウィッグは、様々なテストに合格しているので、安心して使えます。
豊富なデザインの中から、自分に合ったカラーやスタイルが選べるということも大切です。ウィッグの種類が多ければ、普段はしないカラーやヘアスタイルにも挑戦できます。塞ぎ込みがちな闘病中であっても、前向きにおしゃれを楽しめます。
施術の流れ
①カタログから、カバーしたい範囲(つむじだけ、分け目からトップまで等)によってサイズを選ぶ。
②ストレート・ソフトカール等のスタイルを選ぶ。
③カラーを選ぶ。
ご希望に近い候補を2・3点注文します。1週間ほどで商品が届きますので、試着していただきます。この時点でご希望に沿う商品がなければ、購入を見送っていただいても構いません。カラーやサイズの変更も可能です。
気に入って頂けたウイッグがありましたら、長さをカットしたりボリュームを調整してフィッティングします。着脱の方法やスタイリングの仕方お手入れ方法もアドバイスします
スタッフからのメッセージ
抗がん剤治療や放射線治療、円形脱毛症等による脱毛で沈みがちな気分を、医療用ウィッグを用意することで、少しでも明るく過ごして頂けるようお手伝いしたいと思っております。
治療が始まって脱毛が始まるまで2週間程ありますが、体調を崩されることもあるので治療が決まって始まるまでの間にウイッグを選んでおかれた方が良いかと思います。
従来のスタイルに近いものを選べば違和感なく過ごせますが、思い切ってイメージの違うスタイルにチャレンジしてみるのも気分転換になるかもしれません。ぜひご相談ください。
医療用ウィッグは一般のものより敏感な地肌や抗菌にも配慮されていますので、気持ちよく使って頂けると思います。自毛でスタイリングできるようになってからも活用してください。
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